32回総会レポート

2015年11月18日に中国深センのクラウンプラザホテルにおいて、「第32回XGPフォーラム定期年次総会」を開催しました。現時点では17社の会員会社があり、そのうち9社とGTI(Global TD-LTE Initiative)とTDIA(Telecommunication Development Industry Alliance)、ITRI(Industrial Technology Research Institute of Taiwan, R.O.C)、 CAICT(China Academy of Telecommunication Research)から39名が出席しました。 以下に、その概要を紹介します。

深センは中国南部の主要金融センターです。 この都市には、深セン証券取引所のほか、多くのハイテク企業の本社があります。世界屈指のハードウェア製造都市として注目を集めているため、中国のシリコンバレーと呼ばれています。 深セン市は、2015年版のグローバル・ファイナンシャル・センター指数で22位にランクされ、世界で最も忙しいコンテナ・ポートの1つです。 そこで、XGPフォーラムはこのような活発でダイナミックな場所で第32回総会を開催することにしました。

1. 開幕

XGPフォーラム事務局長の杉浦氏より本総会の概要と審議項目について紹介があり、総会が開会されました。

2. 議長挨拶

前田洋一議長が日本、中国、台湾からの参加者を温かく歓迎しました。

3. 基調講演

TDIA産業部マネジャーの周正蘭氏は中国のTDD開発について、ITRIのテクニカルマネージャーである陳詠翰氏はITRIと台湾における4G周波数の割り当てについて、GTIのシニアプロジェクトマネージャーである黄実氏が世界のTDD開発について、CAICTのシニアエンジニアの陳凱氏が5GとTDDについて基調講演を行いました。 ZTEソリューションディレクターの蒋正緯氏は、WiMAXからTDLTEへの進化は大幅な進歩であり、一帯一路(One Belt One Road)で起こす大きなブームについて紹介しました。SercommのCTO&Executive VPの林斌氏ははSercomm社の現状と将来の計画について紹介しました。

4. 議案

項目 1: 前回総会の議事録

前回の第31回XGPフォーラム総会の議事録が事務局より紹介され承認されました。

項目 2: BWG議長

XGPフォーラム規約第10章及び付録第4章によると、議長はBWGメンバーの中から選出されるものとします。現職のBWG副議長である藤井聡氏が自己推薦しましたので事務局は正式な招待状を同氏に送りました。一方、事務局は幹事会にその経緯を説明して、承認を貰いました。その後、事務局がメンバー全員に電子メールを送ってコメントを求めました。最終決定はこの総会で行われ、藤井聡氏はBWGの議長に任命されました。

項目 3: 新入会員の承認

新規会員として1社が紹介され、承認されました。

1) Sercomm Japan Corporation

2) NEC Platforms, Ltd

3) Oki Electric Industry Co., Ltd.

項目 4: 2014財政年度の活動と経費の報告

杉浦氏が2014年度の総括を報告しました。また、TWG、BWG 、PWGの各議長よりそれぞれのWGの活動状況が報告され、すべて承認されました。

項目 5: 2015年度の活動と予算計画の報告(2015年7月 ~ 2016年6月)

杉浦氏は2015年度に展開する活動計画とその予算を報告しました。また、TWG,BWG,PWGの各議長より2014年度活動計画について説明があり、承認されました。

項目 6: 20周年記念行事

XGPフォーラムは2016年秋に第33回総会の際、GTI、TDIAと共に20周年記念イベントも開催する予定です。過去に当団体にご支援頂いた方、特に過去のPHS事業に深く関与された方、お世話になった方を招待します。11月18日のWG共同会議にて特別委員会を立ち上げる予定です。予算は2012年に東京で開催されたTDDセミナの経費とほぼ同じ予算規模になります。

項目 7: 会則補足

会計の基本的なルールと手続き、旅行支出の限度額が説明され承認されました。

XGP Forum 32nd General Meeting

 

総会終了後、同じ会場でTWG&BWG&PWG合同会議が開催されました。 各WG議長とメンバーは昨年度に実施し達成したことを共有し、また新会計年度の計画と戦略について議論して、非常に有益な会議になりました。

午後には、主要なグローバルベンダーの1つであるHuaweiのHQとR&Dセンターを訪問して、5G戦略とステータス、そしてIoT戦略とステータスを紹介して頂きました。 展示とショーケースツアーを見学して、Huawei社が中国のスマートフォンランキングで1位になり、2015年第2四半期に世界第3位の携帯電話ベンダーになった理由が分かりました。XGP会員が動機付けられ、意欲をかき立てられる有益な機会でした。前田議長はHuaweiを20周年記念イベントに丁重に招待しました。

At HQ and R&D Center of Huawei

 

夕方には全員がJingji Guangzhou Cuisine Mansionで開かれた懇親会に参加しました。 2001年からXGPフォーラムのBWG議長を務めていた佐藤章一氏は、XGPフォーラムの歴史を振りかえり、BWG活動に大きく貢献した方に感謝の意を表しました。最後は「老兵は死なず、ただ消えゆくのみ」という表現で演説を終えました。全員は熱い拍手で彼のXGPフォーラムへの無数の献身と素晴らしいスピーチを称賛しました。

Mr. Shoichi Satoh at the Team Build-up Dinner


Material (Members only)

Topic
Speaker
Organization
001: TDIA TDD Development in China
Ms. Zhou Zhenglan
TDIA
002: ITRI TW 4G Spectrum 2015
Mr. Chen Yunghan
ITRI
003: GTI TDD A New Engine for Mobile Broadband
Mr. Huang Shi
GTI
004: CAICT 5G Research Status
Mr. Chen Kai
CAICT
Mr. Ben Lin
SERCOMM
Mr. Colin Jiang
HUAWEI
Mr. Arthur Ye
HUAWEI
Mr.Henry Wan
HUAWEI

 

Reference