情報通信審議会がsXGP方式の割当周波数を現行の3倍に拡大する技術的条件について2020年5月29日に答申しました。
総務省より、情報通信審議会から平成14年9月30日付け諮問第2009号「小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち「デジタルコードレス電話の無線局の高度化に係る技術的条件」について一部答申を受けた旨の報道発表がありました。
「小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち「デジタルコードレス電話の無線局の高度化に係る技術的条件」- 情報通信審議会からの一部答申 -
XGPフォーラムはデジタルコードレス電話の無線局の高度化に係る技術的条件の検討結果に賛同いたします。
ローカル5Gなどと共通の3GPP標準ベースであるsXGP方式は、免許不要のプライベートLTE・ローカル5Gとの組合せ利用への親和性(アンカーバンドとしての利用)といった特徴を併せ持ち、本方式を導入することにより様々な産業分野における利用シーンの多様化が見込め、ユーザの利便性が増すことと期待しています。
今回の検討において、これまで普及の大きな課題となっていた自営PHS方式との干渉について回避可能となった点も、普及促進へ大いに後押しとなることが期待されます。
公衆PHSも含めたPHS方式全体の終息動向に伴って、本方式に寄せられる利用者様の期待も日増しに高まっており、今回追加予定の2キャリア(5MHz×2)の速やかな制度化に向けて検討作業等に積極的に協力していく所存です。
1.9GHz帯全体の周波数配置:一部答申の16ページより抜粋